中高年になって、子どもが独立した、親の介護が必要なくなったなどの理由で仕事探しをする方もいます。しかし「雇ってくれる仕事先が見つかるの？」と不安を覚えることでしょう。

しかし、仕事探しの方法さえ間違わなければ、中高年でも採用してもらえます。コツを使うことによって、比較的スムーズに仕事先が決まるのです。

コツとしては、若者を募集していることをにおわせる求人には申し込まないことです。「20代〜30代で和気あいあいとしています」「シフト融通ききます」のような内容です。写真が掲載されている場合は、従業員が若い方しか写っていない場合は採用されにくいでしょう。反対に「主婦活躍中」「シニア多数」などの文言が書かれていたら、中高年も採用されやすい会社といえます。

また、中高年が採用されやすい業種に絞って応募してみるのもよいでしょう。中高年が採用されやすい業界を絞った際、おすすめされやすいのが介護業界や福祉業界です。これらの業界は、少子高齢化にともない需要は大きいですが、人材不足により供給が追いついていないのが現状。体力があり、コミュニケーション能力や忍耐力がある中高年なら歓迎してもらえます。

そして、ブランクが長く資格も持っていないという方は、コールセンターや清掃業などがおすすめ。コールセンターは未経験者でもOKで、事前に研修があるため安心です。清掃業は、従業員の年齢層が高い業界のため、中高年の採用率も高くなっています。

そのほかに、在宅ワークをはじめてみるというのもひとつの手です。アクセサリー作りや文字入力などがあり、自宅にいながら作業ができるのが魅力的です。